譜面を組めるメトロノーム+チューナー / iOS / Android

合わせているのに、
合わない。

それはセンスの問題ではなく、自分のズレが自分には聞こえないという、人の耳の仕組みの問題です。 メトリズム(Metrhythm)は、楽譜のリズムをそのまま打ち込んで鳴らせる練習道具です。 目に見える正解に合わせながら、体の中のリズムを育てられます。

買い切り ¥500 / 広告・アプリ内課金・アカウント登録なし

メトリズム — メトロノーム・リズム練習・チューナー。拍・譜面・音程を一台で。広告なし、通信なし。

何時間もさらったのに、合奏でまた「走ってる」と言われる。
録音を聞き返しても、どこがどうズレているのか分からない。
周りは感覚で合わせられているのに、自分だけ置いていかれている気がする。
その焦りの原因は、練習量でも才能でもありません。

リズム感は、才能ではない

メトロノームに合わせて叩く実験は昔から数多く行われていて、毎回同じ結果が出ます。

ズレているのに、本人には「合って」聞こえる

メトロノームに合わせて叩くと、人はクリック音より先に手が出ます。楽器経験のない人で30〜50ミリ秒ほど。しかも自分の音とクリック音が頭の中で1つに混ざるので、ズレていること自体が聞こえません。「合わせてるのに合わない」の正体はここです。

体のつくりではなく、育てられるもの

この「前のめり」は文化や訓練で変わることが分かっています。フランスとインドの参加者を比べた研究では、フランス側が約50ミリ秒早かったのに対しインド側はほぼ0でした。つまりリズム感は才能ではなく、育成できる能力です。

耳で判定するのをやめ、譜面に外部化する

自分の耳が当てにならないなら、判定を外に出すしかありません。メトリズムは音符を並べて譜面という「目に見える正解」を作り、そのまま鳴らします。目と耳の両方からリズムの構造を入れる——これがトレーニングギアとしての中身です。

根拠にした研究は リズム練習の記事の末尾 にまとめています。

楽譜に書いてあるリズムを、
そのまま打ち込んで鳴らせる

メトロノームが鳴らせるのは、等間隔の拍だけです。でも練習で詰まるのは拍ではなく、 その拍をどう割るかのほう。 メトリズムは音符と休符を並べて1小節を組み立て、組んだとおりに鳴らします。

ふつうのメトロノーム

鳴らせるのは、等間隔の拍だけ

4 4 1234

メトリズム

付点・タイ・3連符も含めて、1小節を組んだとおりに鳴らせる

4 4 3 1234

例:付点8分+16分 → 3連8分 → 16分4つ → 小節内のタイ。この1小節を並べて、そのまま再生できます。

メトリズムのリズム練習画面。4分の4拍子の譜面に音符が並び、下に全音符から32分音符までの音符・休符ボタンと、付点・タイ・3連符のボタンがある
下のボタンで音符を置くと上に譜面ができ、「再生」でそのまま鳴る

音符を置くだけ。読める譜面になる

楽譜作成ソフトを立ち上げなくても、詰まった1小節はその場で組めます。 合奏でズレを指摘された箇所を打ち込めば、「たぶんこんな感じ」で覚えていたリズムが、正解の音として返ってきます。

  • 全音符から32分音符までの音符と休符を、置きたい順に並べるだけ
  • 付点(×1.5)・タイ・3連符のボタンがあるので、拍をまたぐリズムも割り切れないリズムも組める
  • 拍子は 4/4・3/4・2/4・6/8・5/4(6/8は付点4分を1拍として数える)
  • 置いた瞬間に譜面として整形される。小節をまたぐ音符は自動でタイに分かれ、同じ拍の8分・16分・32分は連桁でつながり、3連符には「3」が付く
  • 「再生」でそのまま鳴る。ループ/1小節のカウント・イン/メトロノームの重ねを切り替えられる
  • STRAIGHT⇄SWING をつまみで無段階に。「この曲どのくらいハネてる?」を耳で探せる

とくに、耳で覚えただけだと再現があやしくなるのはこのあたりです。

付点8分+16分と、3連符の最初2つをつなげたリズムの違い 小節をまたぐタイ 16分の裏から入るフレーズ ハネ具合が中途半端な曲
メトリズムのメトロノーム画面。テンポ132、速度標語Allegro、振り子、4拍・アクセントON、分割は4分・8分・3連・16分から選べる
SUBDIVISION で ♩/♪♪/3連/♬ を選ぶと、拍のあいだが音で埋まる

拍だけでなく、拍と拍の「あいだ」を鳴らす

前のめりは「拍のアタマに間に合わせなきゃ」という焦りから生まれます。SUBDIVISION で裏を刻むと、間に合わせる感覚が「等分する」感覚に置き換わります。

  • テンポ 20〜300。ものさしを横にドラッグして決める
  • SUBDIVISION(♩ / ♪♪ / 3連 / ♬)とアクセント
  • 拍数は 1〜12 拍。TAP TEMPO と振り子表示、速度標語
  • テンポはリズム練習タブと共通。切り替えても設定を引き継ぐ
メトリズムの基準音・チューナー画面。A=442Hzを選択中で、下のチューナーがA4を+2セントと表示している
上で基準音を鳴らし、下のチューナーで測る

442Hz も 443Hz も、そのまま使える

吹奏楽・オーケストラの現場で 440Hz 固定のチューナーは使えません。基準音を鳴らす側と、測る側を同じ画面に置いています。

  • 基準ピッチ 440 / 442 / 443Hz
  • 基準音は A・B♭ × 3ピッチの6種類。鳴らしたまま切り替え可
  • チューナーは A1(55Hz)〜約1200Hz。読み取れない音では針を振らせない

直しているのが自分のズレだと、言い切れること

人の前のめりが30〜50ミリ秒ある以上、道具側が揺れていたら何を直しているのか分からなくなります。 だから精度は耳ではなく、数字で固定しました。

0.02% 未満

クリック音のループ長の誤差

テンポ20〜300の全域を自動テストで検証。拍ごとにタイマーで鳴らすのをやめ、1小節ぶんを波形合成してからループさせているため、鳴らし続けてもズレが積もりません。

0.01 セント未満

基準音の周波数の誤差

アプリ内表記の値。自動テストではさらに厳しい 0.005 セント未満まで確認しています。合奏前のピッチ合わせで、道具側を疑わなくて済みます。

11 種類

波形合成で作るクリック音

クリック3種・ウッドブロック・リムショット・ティック・ビープ・ベル・カウベル・ハイハット・キック。音源ファイルを持たず、周波数と減衰の数値からその場で合成しています。

集中を削るものを、全部外した

メトロノームは鳴らしっぱなしで使う道具です。再生中に音声広告が割り込めば拍を数えている最中に集中が切れ、 バナーがテンポのものさしの近くにあれば誤タップします。広告と、拍を数える道具は設計として両立しません。 かといって月額にすればアカウントと通信が要る。結果として残ったのが ¥500 の買い切りでした。

広告 アプリ内購入 アカウント登録 使用状況の収集 通信

Android のリリース版には、そもそもインターネット接続の権限が入っていません。 マイクは録音とチューナーを使うときだけ動き、録った音は端末の中だけに残ります。

毎日の練習に、置いておけるように

50件まで保存できる

名前を付けてリズムを保存。テンポとハネ具合も一緒に覚えるので、翌日も同じ条件で続きから再開できます。

パートに配れる

4/4:q,q.,e,rq,te,te,te のような短い文字列としてコピー/貼り付け。合奏で迷った箇所を、そのままパートメンバーへ渡せます。

自分の音を割り当てられる

端末内のWAVを読み込むか、マイクで録音するか。取り込むときに音量とアタマの無音をアプリ側で整えるので、選ぶだけで拍に乗ります。波形を見ながら1発ぶんを切り出すことも可能。

役割ごとに音を決める

「拍・音符」「アクセント」「裏拍」の3つの役割それぞれに音を割り当てます。メトロノームとリズム練習が同じ設定を見るので、タブを移っても音が変わりません。

起動したらすぐ練習

設定は端末に残ります。開いた瞬間が練習の開始地点になるよう、ログインもホーム画面もありません。

3言語に対応

日本語・English・한국어。表示言語は端末の設定に従います。

メトリズムのクリック音選択画面。クリック、クリック(高)、クリック(低)、ウッドブロック、リムショット、ティック、ビープなどが説明つきで並ぶ
音は選ぶとその場で鳴る

音源ファイルを、1つも持っていない

内蔵の11種類は、周波数・ノイズの量・減衰といった数値だけで表して、その場で合成しています。 軽くするためだけではありません。音源ファイルを再生する方式では「1小節ぶんを丸ごと作ってループさせる」やり方と相性が悪く、 テンポも周波数も細かい単位で作れるという利点が消えてしまうからです。

そのうえで、自分の音も混ぜられます。合奏で使っている掛け声でも、好きなスネアの一発でも。

できないこと

「メトロノームとリズム練習とチューナーを1つにまとめて、余計なものを付けない」に絞った結果、落としたものです。

  • 音程の練習には使えません(リズム練習の画面は音の高さを扱いません)
  • 曲に合わせる機能はありません(音源を読み込んでテンポを検出することはできません)
  • ポリリズムを同時に鳴らすことはできません(鳴らせるリズムは1つです)

よくある質問

ふつうのメトロノームアプリと何が違いますか?

ふつうのメトロノームが鳴らせるのは等間隔の拍だけで、せいぜい裏拍を刻む程度です。メトリズムは楽譜に書いてあるリズムそのものを打ち込めます。全音符から32分音符までの音符と休符を並べ、付点・タイ・3連符も付けられて、置いた瞬間に連桁や小節またぎのタイが自動で整形され、そのまま再生できます。目に見える正解を作って、それに合わせる——この工程が入る点が最大の違いです。

楽譜のリズム練習に使えますか?付点や3連符、6/8拍子も入りますか?

入ります。楽譜に書いてあるリズムをそのまま打ち込む用途がこのアプリの中心です。音符と休符は全音符から32分音符まで、付点・タイ・3連符に対応し、拍子は 4/4・3/4・2/4・6/8・5/4 から選べます。小節をまたぐ音符は自動でタイに分かれ、同じ拍の8分・16分は連桁でつながるので、置いたものがそのまま読める譜面になり、その譜面をループで鳴らして合わせられます。

無料版はありますか?

ありません。¥500の買い切りのみです。メトロノームは鳴らしっぱなしで使う道具なので、再生中に割り込む音声広告や、テンポ操作の近くに置かれるバナー広告とは設計として両立しません。月額にするとアカウント登録と通信が必要になるため、買い切りを選びました。

吹奏楽部で使えますか?

基準ピッチは 440 / 442 / 443Hz から選べるので、吹奏楽・オーケストラの現場でそのまま使えます。リズム練習で作ったパターンは短い文字列としてコピーできるので、合奏で揃わなかった箇所をパートメンバーに配ることもできます。

オフラインで動きますか?

動きます。というより、通信しません。Android のリリース版にはインターネット接続の権限そのものが入っていません。マイクは録音とチューナーを使うときだけ動き、録った音は端末の中だけに残ります。

対応している端末は?

iOS は 15.0 以上、Android にも対応しています。どちらも ¥500 の買い切りです。

次の合奏までに、
直しておく。

iOS 15.0 以上 / Android 対応。買い切り ¥500。
広告・アプリ内購入・アカウント登録はありません。

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